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2026/09/05 23:10

冬のオフィスカジュアルをメンズで調べると、コーデ12選・年代別・NG例が出てきます。写真は参考になるのですが、同じ服を買っても同じようには見えません。

理由は色でも柄でもありません。袖です。

ジャケットの袖から、シャツが出ていますか。ニットがはみ出していませんか。

この記事の結論
当店のジャケット71型の袖丈は55〜64cm。幅は9cmしかありません
ところが中に着るニットは50〜77cmで、幅27cm。シャツは50〜65cmで15cm。
中に着るもののほうが、幅が広いのです。
だから適当に組むと合いません。買う前に、袖丈を測ってください。

※記事中の写真は当店の商品画像です。キャプションで名前を挙げているアイテム以外は、当店の商品ではありません。

※型数・寸法・素材の記載は2026年9月時点の実測で、寸法はMサイズの数値です。寸法が読み取れた型だけを分母にしている箇所は、その都度型数を書いています。

冬のオフィスカジュアルが決まらないのは、袖の順番が崩れているからです

オフィスカジュアルの上半身は、外から順にジャケット・ニット・シャツの3枚です。冬はここにコートが乗ります。

きれいに見える条件は1つだけ。外に着るものほど袖が長いことです。シャツの袖口がジャケットから1cmほど出て、ニットはジャケットの中に収まっている。この順番が守られていれば、色や柄は何でも成立します。

ジャケット71型の袖丈は55〜64cm。幅は9cmです

当店のジャケット79型のうち、Mサイズの袖丈が読み取れたのは71型でした。並べます。

袖丈型数
58cm未満5型
58cm以上61cm未満31型
61cm以上35型

最短55cm、最長64cm、中央値60cm。9cmの中に71型が全部入っています。半袖は1型もありません。

中に着るもののほうが、幅が広いのです

アイテム長袖の型数袖丈
ジャケット71型55〜64cm9cm
シャツ47型50〜65cm15cm
ニット82型50〜77cm27cm

シャツは長袖47型のほかに半袖が20型、ニットは長袖82型のほかに半袖が7型あります。冬に使うのは長袖のほうです。

外側がいちばん狭く、内側がいちばん広い。これが崩れる理由です。

組み合わせで数えると、成立するのは半分以下でした

ジャケット71型と長袖シャツ47型を総当たりすると3,337通りになります。そのうち袖口が1cm以上出るのは何通りか、数えました。

シャツとジャケットの関係通り割合
シャツが1cm以上長い(袖口が出る)1,42443%
差が1cm未満(袖口が重なる)50915%
シャツのほうが短い(出ない)1,40442%

きれいに見えるのは43%です。色も柄も関係なく、半分以上は袖の時点で外れています。

買う前にすること
手持ちのシャツを平置きして、肩の縫い目から袖口までを測る。
その数字より1cm以上短いジャケットを選ぶ。
これだけで、43%が100%になります。

ビジネスカジュアルとオフィスカジュアルは、当店では同じ服です

この2つの言葉は、記事によって使い分けられています。ビジネスカジュアルのほうが少し硬い、という説明が多いようです。

ただ、服の側から見ると線は引けません。どちらもジャケット・トップス・スラックスの3点です。変わるのは、ネクタイを締めるかどうかと、足元です。

呼び方より、3点がそろっているかどうかです

部位使うもの当店の型数
外側ジャケット79型
ニット113型
シャツ79型
スラックス59型
冬の外側コート38型

オフィスカジュアルと呼んでも、ビジネスカジュアルと呼んでも、この5カテゴリから選ぶことになります。冬に増えるのは、中に着るものとコートです。

冬に難しくなるのは、枚数が増えるからです

春や秋はジャケットとシャツの2枚で済みます。冬はここにニットが入り、外にコートが乗って4枚になります。

2枚なら袖の順番は1か所で済みますが、4枚だと3か所を合わせることになります。失敗する箇所が3倍に増えます。冬のオフィスカジュアルが難しいのは、これが理由です。

秋までの組み方はテーラードジャケット コーデ メンズ|秋冬は柄と素材で選ぶにまとめています。

手順1|ジャケットは袖丈58〜60cmから選びます

最初に決めるのはジャケットです。ここが基準になります。

おすすめは58〜60cmの31型です。この帯なら、シャツもニットも選択肢が残ります。61cm以上を選ぶと、下に入るニットが一気に減ります。

ツイード調は、冬のオフィスカジュアルで浮きません

トレンドツイード調ブラックジャケット。中はタートルネックです

トレンドツイード調ブラックジャケット ¥17,800
素材欄の記載はポリエステル。袖丈59cm、肩幅41cm、着丈68cm、バスト94cm。袖丈59cmなら、60cm以上のシャツが全部使えます。肩幅41cmは細めなので、下にゆったりしたニットは入りません。

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千鳥格子は、無地のニットと合わせると落ち着きます

イタリアンハウンドトゥースジャケット。白いシャツを合わせています

イタリアンハウンドトゥースジャケット ¥17,800
素材欄はポリエステルとスパンデックス。袖丈60cm、肩幅42cm、着丈70cm、バスト98cm。バスト98cmあるので、薄手のニットなら中に入ります。

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中にダウンが入る型なら、コートを1枚減らせます

ホワイトダックダウン付きウールジャケット。ライナーは外せます

<ダウン着脱可能>ホワイトダックダウン付きウールジャケット 3色展開 ¥19,800
素材欄はジャケットがウール70.3%・ポリエステル29.7%、ダウンがホワイトダックダウン90%・中綿10%。袖丈59cm、肩幅45cm、着丈71cm、バスト106cm。ジャケット79型のうち、ウールの混率が数字まで出ているのは6型で、そのうちの1つです。バスト106cmなので、厚手のニットも入ります。

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手順2|シャツは、ジャケットより1cm長いものを選びます

ジャケットを59cmに決めたら、シャツは60cm以上です。

当店の長袖シャツ47型を帯で並べます。

袖丈型数合うジャケット
58cm未満9型55〜57cmの型だけ
58cm以上61cm未満17型60cm以下の型
61cm以上21型ほぼ全型

迷うなら61cm以上の21型から選んでください。袖丈61cmのシャツなら、袖丈60cm以下のジャケット36型で1cm以上出ます。

柄シャツは、ジャケットを無地にすれば成立します

イタリアンストライプポケットシャツ。ボタンダウンです

イタリアンストライプポケットシャツ 2色展開 ¥6,480
素材欄の記載はコットン。袖丈60cm、肩幅42cm、着丈70cm、バスト97cm。袖丈60cmなので、59cmのジャケットと合わせると1cm出ます。ボタンダウンは襟が立つので、ネクタイなしでも形が崩れません。

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手順3|ジャケットの下に入るニットは、12型しかありません

ここが外れやすいところです。

ジャケットの下に入る条件は2つです。袖丈がジャケット以下であること。肩幅がジャケット以下であること。どちらかが超えると、袖口から出るか、肩が突っ張ります。

条件を式にして、113型を数え直しました

基準は袖丈58cm以下・肩幅46cm以下としました。袖丈58cmは当店ジャケットの中央値60cmから2cm引いた数字、肩幅46cmはジャケット72型の肩幅(38〜58cm、中央値43.7cm)の上寄りに合わせています。

条件型数
袖丈と肩幅の両方が読み取れた83型
袖丈50〜58cm27型
肩幅46cm以下62型
両方を満たす12型

寸法の読み取れた83型のうち、12型です。肩幅だけなら62型あるのに、袖丈を足すと12型まで落ちます。肩幅の読めたニット90型のうち、47cm以上が28型。肩を落とした型は袖も長くなるからです。

ニット82型の袖丈は、50cmから77cmまであります

袖丈長袖の型数ジャケットの下
58cm未満21型入る
58cm以上61cm未満26型ジャケット次第
61cm以上35型袖が出る

61cm以上が35型。当店のニットは、半分近くがジャケットの袖より長いのです。1枚で着るなら問題ありませんが、下に入れるなら選び直しになります。

ウールのモックネックは、袖丈58cm・肩幅41cmです

モックネックケーブルウールニット。襟は低めに立ちます

(素肌にきれる)モックネックケーブルウールニット 5色展開 ¥5,280
素材欄の記載はウール。袖丈58cm、肩幅41cm、着丈63cm、バスト100cm。12型のうち、素材欄にウールとあるのは2型。どちらもこのモックネックです。襟が低いので、ジャケットの襟元とけんかしません。

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タートルなら、シャツを省けます

立体織のタートルニット。斜めの畝が入っています

BV_アーガイル立体織タートルニット ¥6,280
素材欄の記載はビスコース・ポリエステル・ナイロン。袖丈56cm、肩幅42cm、着丈62cm、バスト99cm。袖丈56cmは12型の中でも短いほうで、どのジャケットにも入ります。タートルならシャツを着ずに済むので、袖を合わせる箇所が1つ減ります。

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リブ編みは、厚みが出にくいので中に向きます

ヘンリーネックイタリアンリブニット。前立てにボタンが3つ

<秋冬のインナーにGOOD>ヘンリーネックイタリアンリブニット 3色展開 ¥7,280
素材欄の記載はスパンデックス・ビスコース。袖丈58cm、肩幅43.5cm、着丈65cm、バスト108cm。前を開けるとシャツのように見えるので、ジャケットを脱いだときの見え方が変わります。

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ニットの厚みの選び方は気温13度の服装は?メンズはニットの厚みで決まるにまとめています。

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下半身は、袖丈とは無関係に決められます

上の3枚を合わせたら、スラックスは自由です。丈の関係が発生しないからです。

当店のスラックスは59型。冬は生地の厚みで選んでください。

コーデュロイは、冬のオフィスカジュアルで浮きにくい生地です

プレミアムコーデュロイスラックス。畝が見えます

(本格イタリアン)プレミアムコーデュロイスラックス 4色展開 ¥8,280
畝があるぶん、無地のスラックスより表情が出ます。ジャケットが無地のときに効きます。素材欄には素材名の記載がないので、混率は商品ページでご確認ください。

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タックが入ると、座ったときに突っ張りません

イタリアンシルエットタックスラックス。裾はくるぶし丈です

イタリアンシルエットタックスラックス 3色展開 ¥8,250
ウエストにタックが入っています。デスクワークが長い日は、この形のほうが楽です。こちらも素材欄に素材名の記載がありません。

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スラックスの選び方はスラックスとは?チノパン・スーツとの違いは素材欄で見ますに59型ぶんまとめています。

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冬のコートは、ジャケットの肩が入るかで選びます

ここでも同じ話になります。コートの肩幅がジャケットより狭いと、袖のつけ根が引きつります。

当店のコートは38型。ジャケットの上に着るなら、肩幅がジャケットより2cm以上大きい型を選んでください。

ダブルのチェスターは、ジャケットの上でも形が保てます

ブリティッシュウールダブルチェスターコート。中はタートルです

ブリティッシュウールダブルチェスターコート ¥27,800
素材欄の記載はウール。袖丈60cm、肩幅42cm、着丈87cm。肩幅42cmなので、肩幅41cm以下のジャケットの上に着る形になります。それより広いジャケットの上に着るなら、もう1つ大きいサイズをおすすめします。

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コートの丈と素材は12月の服装は?メンズは昼を変えず朝と夜だけ足すに38型ぶんまとめています。

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早見表|掲載9型のMサイズ

この記事で挙げた型の数字です。手持ちの1着を平置きして比べてください。

アイテム袖丈肩幅着丈バスト価格
トレンドツイード調ブラックジャケット59cm41cm68cm94cm¥17,800
イタリアンハウンドトゥースジャケット60cm42cm70cm98cm¥17,800
ホワイトダックダウン付きウールジャケット59cm45cm71cm106cm¥19,800
イタリアンストライプポケットシャツ60cm42cm70cm97cm¥6,480
モックネックケーブルウールニット58cm41cm63cm100cm¥5,280
アーガイル立体織タートルニット56cm42cm62cm99cm¥6,280
ヘンリーネックイタリアンリブニット58cm43.5cm65cm108cm¥7,280
プレミアムコーデュロイスラックス¥8,280
イタリアンシルエットタックスラックス¥8,250

ジャケット3型とニット3型の関係を見てください

ジャケットの袖丈は59・60・59cm。ニットは58・56・58cm。全部の組み合わせで、ニットのほうが1〜4cm短くなっています。これが「入る」という状態です。

シャツは60cmなので、袖丈59cmのジャケット2型では1cm出ます。60cmのハウンドトゥースと合わせると同じ長さになるので、その場合は61cm以上のシャツに替えてください。

肩幅も同じ向きに並んでいます

ジャケットは41・42・45cm、ニットは41・42・43.5cm。バスト106cmのダウン付きジャケットなら、どのニットも入ります。
ただしバスト94cmのツイード調は、この3型のニット(99〜108cm)では中に入りません。シャツ1枚で着るか、もう1サイズ上げてください。都合の悪い数字ですが、書いておきます。

冬のオフィスカジュアルでよくある3つの失敗

失敗1|ニットの袖がジャケットから出ている

よく見る形です。当店のニットでも、長袖82型のうち35型はジャケットの袖より長くなります。

直し方は2つ。ニットの袖をまくるか、短いニットに替えるかです。まくると生地が溜まるので、買い替えるほうがきれいに収まります。

失敗2|厚いニットを選んで、ジャケットの前が閉まらない

袖が合っていても、バストが足りないと前ボタンが留まりません。

見るのはバストです。ジャケットのバストが、中に着るニットより大きいかどうか。この記事の型なら、バスト106cmのジャケットに99〜108cmのニットで、余裕があるのは99cmと100cmの2型です。

失敗3|色から先に決める

紺・グレー・ベージュのどれを選んでも、袖が合っていなければ同じように見えません。

順番は、袖丈・肩幅・バストを決めてから色です。数字で候補を絞ると、残った中から色を選ぶだけになります。

素材の話|ウールは思ったより少ないのです

冬のオフィスカジュアルの記事には、ウールが出てきます。当店の在庫を数えると、少し違う景色になります。

カテゴリ素材の記載ありウールの記載あり
ジャケット79型55型11型
ニット113型91型14型

ジャケットでウールの混率が数字まで出ているのは6型です。残りは化繊か、記載のないものになります。

化繊が悪いわけではありません
虫に食われない。
縮まない。
軽く、値段が下がる。
オフィスで着るなら、毎日着られることのほうが効きます。ウールにこだわるなら、混率が数字で出ている型を選んでください。

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よくあるご質問

Q. オフィスカジュアルとビジネスカジュアルは何が違いますか

服の側からは線が引けません。どちらもジャケット・トップス・スラックスの3点です。職場の慣習によって呼び方が変わるだけなので、周りの方の服装に合わせてください。

Q. 冬に何着そろえればいいですか

ジャケット1・ニット2・シャツ2・スラックス2で1週間回せます。ジャケットを増やすより、中に着るものを増やすほうが見た目が変わります。

Q. ネクタイは必要ですか

オフィスカジュアルなら不要です。ただし襟が寝るシャツだと形が崩れるので、ボタンダウンかホリゾンタルカラーを選んでください。

Q. タートルネックはジャケットに合いますか

合います。シャツを省けるので、袖を合わせる箇所が1つ減ります。この記事で挙げたタートルは袖丈56cm・肩幅42cmで、当店のジャケットならどれにも入ります。

Q. 袖丈はどこを測りますか

平置きにして、肩の縫い目から袖口までです。当店の商品ページの数字も同じ測り方です。肩の落ちたデザインは縫い目の位置が変わるので、その型は数字を見てください。

Q. スニーカーでもいいですか

職場によります。迷うならローファーが無難です。当店にはローファー・レースアップが22型あります。

Q. コートの下にジャケットを着ると窮屈です

コートの肩幅が足りていません。ジャケットの肩幅より2cm以上大きい型に替えてください。当店のコートは38型あります。

Q. 家で洗えますか

商品ページの洗濯表示をご確認ください。ウールの記載がある型は家で洗いにくいので、シーズン終わりにまとめて出す前提で選ぶほうが現実的です。

まとめ|冬のオフィスカジュアルは、袖丈から決めます

当店のジャケット71型の袖丈は55〜64cm。幅は9cmです
中に着るニットは50〜77cmで27cm、シャツは50〜65cmで15cm。
外側がいちばん狭いので、適当に組むとシャツの袖が出るのは43%にとどまります。
ジャケットの下に入るニットは、寸法の読み取れた83型のうち12型だけ
色を選ぶ前に、手持ちの1着を平置きして袖丈を測ってください。

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<基本送料>
本島790円
北海道1500円沖縄1500円
小物はレターパック
370円・520円

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