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2026/08/19 21:52
気温18度。20度との差はたった2度なのに、着るものが変わります。
20度なら羽織りを脱ぐ場面がありました。18度は違います。一日じゅう羽織ったままになるのが18度です。
つまり18度は、羽織りが主役の気温。当店にはジャケットが78型あります。この記事では実際の素材と実寸を出しながら、18度の日にどのジャケットを選ぶかを整理します。
※記事中の写真は当店の商品画像です。キャプションで名前を挙げているアイテム以外は、当店の商品ではありません。
18度は「脱がない気温」です
20度と18度の決定的な違いは、羽織りを脱ぐかどうかです。
| 20度 | 18度 | |
|---|---|---|
| 羽織り | 昼は脱ぐ | 一日じゅう着たまま |
| 主役 | 脱いだあとのインナー | 羽織りそのもの |
| 選ぶ基準 | インナーが1枚で成立するか | 羽織りが1日見られて耐えるか |
| 失敗 | 厚着で昼に汗をかく | 中に着すぎて腕が動かない |
18度に安いジャケットを着ると、その日ずっと安く見えます。脱がないからです。20度より、羽織りにお金をかける価値がある気温です。
最高18度と最低18度
最高18度なら朝は10〜12度。この日はジャケットの下にもう1枚要ります。最低18度なら昼は23〜25度まで上がるので、ジャケットは朝夕だけ。
18度は年に何日あるか
東京だと、最高気温18度前後の日は春に約20日、秋に約25日。合わせて1か月半ほどあります。時期でいうと4月と10〜11月です。
つまり18度用の一着は、年に45日ほど出番があります。20度より着る日数が多い気温帯なので、ここに1着投資する価値は高いです。
18度にウールはまだ早い
ここが一番お伝えしたいことです。秋になった瞬間にウールのジャケットを出す方が多いのですが、18度では暑すぎます。
当店のジャケット26型を並べて素材を確認すると、こう分かれました。
| 素材 | 適した気温 | 18度では |
|---|---|---|
| コットン | 17〜22度 | ちょうどいい |
| ポリエステル主体 | 16〜22度 | ちょうどいい |
| ウール40〜70% | 12〜17度 | やや暑い |
| 羊毛80%以上 | 10〜15度 | 暑すぎる |
当店で羊毛80.3%の型は、18度で着ると確実に汗をかきます。あれは11月以降のものです。18度はコットンかポリエステルのジャケットが正解です。
なぜウールだと暑いのか
ウールは繊維の中に空気をためこむ構造をしています。その空気の層が保温するので、寒い日には最高の素材です。逆に言えば、18度では熱が逃げません。
コットンは熱を通します。ポリエステルは通気性が低い代わりに繊維が細く、生地を薄く作れます。どちらも18度なら快適な範囲に収まります。
「秋物=ウール」ではありません
秋物の売り場に並ぶジャケットは、実は素材がバラバラです。見た目が秋っぽいだけでコットンの型はたくさんあります。当店のグレンチェックもBROチェックも、柄は完全に秋なのに素材はコットンです。
10月に買うなら、見た目が秋・素材がコットン。この組み合わせが最も長く着られます。
【春の18度】明るいジャケットで軽く
春の18度は、3月下旬から4月。これから暖かくなる時期なので、濃い色のジャケットだと重く見えます。
チェック柄ホワイトシングルジャケット ¥17,800
素材欄はコットン。着丈70〜76cm、肩幅43.5〜48cm。白に近いベージュのチェックで、春の18度にちょうどいい軽さです。コットンなので18度でも暑くなりません。
チェックのアップ。細かい格子なので遠目には無地に見えます
イタリアンブルーダブルジャケット ¥12,800
ポリエステル87%・ビスコース12%・スパンデックス1%。着丈68〜76cm、肩幅42〜47cm。商品名は「ブルー」ですが、実物はターコイズに近い色です。春にしか着られない色ですが、そのぶん印象に残ります。
シアサッカーストライプテイラードジャケット ¥14,800
素材欄はポリエステル・スパンデックス。着丈69〜73cm、肩幅44〜48cm。当店のジャケットで最も軽く見える一着。18度なら朝から夕方まで着たままで過ごせます。
【秋の18度】柄で重さを出す
秋の18度は10月。素材はまだコットンで構いませんが、色と柄で秋にします。ウールに替えるのは早すぎます。
グレンチェックシングルAWジャケット ¥14,800
素材欄はコットン。着丈70〜75cm、肩幅42〜44cm。18度に最も向いている一着です。白黒のグレンチェックで秋の顔になりますが、コットンなので暑くなりません。
BROチェックジャケット ¥19,800
素材欄はコットン。着丈68〜73cm、肩幅42〜47cm。白黒のガンクラブ調で、グレンチェックより柄がはっきりしています。中を無地で締めれば大人の秋になります。
柄のアップ。グレンチェックより線が太い分、主張が強くなります
イタリアンハウンドトゥースジャケット ¥17,800
素材欄はポリエステル・スパンデックス。着丈70〜74cm、肩幅42〜46cm。千鳥格子は明暗が細かく混ざるので、顔まわりが明るく見えます。18度の曇りの日にも顔色が沈みません。
トレンドツイード調ブラックジャケット ¥17,800
素材欄の記載はポリエステル。着丈67〜74cm、肩幅40〜45cm。ツイード「調」なので本物のツイードより軽く、18度でも着られます。本物のツイードは15度を下回ってからです。
柄の選び方はテーラードジャケット コーデ メンズ|秋冬は柄と素材で選ぶで26型を難易度順に整理しています。
ジャケットの下に何を着るか
18度で失敗する人の多くは、ここを間違えています。18度はジャケットの下が1枚で足ります。2枚重ねると腕が動かなくなります。
| インナー | 最高18度 | 最低18度 |
|---|---|---|
| 長袖シャツ | ◎ | ◎ |
| 薄手ニット | ◎ | △ 昼に暑い |
| Tシャツ | △ 朝が寒い | ◎ |
| シャツ+ニット | ○ 朝だけ | × |
イタリアンカラーインディゴデニムシャツ ¥8,280
素材欄はコットン。着丈71〜78.5cm、肩幅43〜48cm。18度のジャケットの下で最も使いやすい1枚。デニムは襟が立つので、ジャケットの中でつぶれません。
スリムシルエットコットンシャツ ¥5,780
素材欄はコットン。細身なので、ジャケットの下に入れてももたつきません。当店のシャツで最も手ごろな価格帯です。
ジャケットの代わりにカーディガンなら
きちんとしすぎたくない日は、厚めのカーディガンでも18度に対応できます。ただし薄手では足りません。
スタンドカラーラグジュアリーニット 3色展開 ¥10,800
ポリエステル100%。着丈65〜71cm、肩幅41〜44cm。厚手のショールカラーで、一枚で外に出られる重さがあります。18度ならこれ1枚で完結します。
ボタンまわりのアップ。編み地に厚みがあります
エレガントソフトニットカーディガン ¥6,380
ビスコース50%・ポリエステル28%・ポリアミド22%。着丈67〜73cm、肩幅54〜60cm。こちらは薄手なので、18度ならジャケットの下に着るほうが向いています。
下半身は濃色に寄せる
18度は上半身にジャケットという「面」が乗る気温です。上が主張するぶん、下は静かにしたほうがまとまります。
| パンツ | 春の18度 | 秋の18度 |
|---|---|---|
| 濃紺・チャコールのスラックス | ◎ | ◎ |
| ベージュ・白のパンツ | ◎ | △ |
| 濃紺デニム | ○ | ◎ |
| ダメージデニム | × | × |
ジャケットが柄物のときは、パンツは無地の濃色で固定してください。柄と柄を合わせられるのは、かなり慣れてからです。
18度でよくある3つの失敗
② ジャケットの下に2枚着る 腕が上がらなくなります
③ 安いジャケットで済ませる 脱がない気温なので一日じゅう見られます
とくに①です。10月に入った途端にウールを着たくなりますが、10月の日中はまだ18〜20度あります。ウールの出番は11月からです。
②はサイズ選びで防げます
ジャケットの下に2枚着たくなるのは、そもそもジャケットが薄いからです。18度用のジャケットは、下1枚で足りる厚みのものを選んでください。
薄手のジャケットに中を重ねて調整しようとすると、肩と脇がつまって腕が上がらなくなります。厚みで解決するほうが動けます。
③は「見られる時間」で考える
20度なら羽織りは昼に脱ぐので、人に見られる時間は朝と夕方だけ。18度は一日じゅうです。同じ1着でも、18度用のほうが人目に触れる時間が3倍近くあります。
予算を配分するなら、20度用の羽織りより18度用に厚く。これは実感として確かです。
サイズ感|18度は肩幅が効く
18度はジャケットを着たままの気温です。肩が合っていないジャケットを一日じゅう着ることになります。
肩幅の測り方
今持っている上着を平置きにして、肩の縫い目から縫い目まで測ってください。その数字に±2cmが目安です。当店のジャケットは肩幅38〜50cmと幅があります。
下に1枚着ることを見込む
18度はジャケットの下にシャツかニットを着ます。試着せずに買うなら、肩幅は1cm大きめを選んでおくと安全です。ぴったりを選ぶと、中に着たときに窮屈になります。
肩幅の考え方はカーディガン コーデ メンズ|色より季節より、まず肩幅を見るでも書いています。
気温別の早見表
| 気温 | 羽織り | 素材 |
|---|---|---|
| 22〜23度 | 薄手を持つ | リネン・シアサッカーのシャツ |
| 20度 | 薄手を着る/脱ぐ | コットン・ビスコースのカーディガン |
| 18度 | ジャケットを着たまま | コットン・ポリエステル |
| 17度 | ジャケット+中にコットンのニット | コットン・ウール30〜40% |
| 15〜16度 | ジャケット+中にニット | ウール混 |
| 12〜13度 | アウター | ウール主体 |
| 10度 | コート・ダウン | 羊毛80%以上 |
18度は「ジャケット1枚で完結する最後の気温」です。これより下がると、ジャケットの下にもう1枚必要になります。
20度の日の服装は気温20度の服装 メンズ|春と秋で正解が逆になりますにまとめています。
よくある質問
Q. 18度でジャケットは暑くないですか?
素材によります。コットンやポリエステルなら快適です。ウール混だと動いたときに暑く感じます。18度は素材で選ぶ気温だと考えてください。
Q. 最高18度の日、朝は何度ですか?
おおむね10〜12度です。朝の10度はジャケット1枚では寒いので、下にシャツかニットを着てください。日中は脱がずに済みます。
Q. 18度でTシャツ1枚は無理ですか?
最低18度の日の日中なら可能です。最高18度の日は寒いです。いずれにせよ羽織りは必要になります。
Q. 20度と18度で本当に違うものを着るのですか?
羽織りの扱いが変わります。20度は脱ぐ前提、18度は着たまま。脱がないなら、良いものを着たほうが一日の印象が変わります。
Q. ジャケットとカーディガン、18度ならどちらですか?
きちんと見せたいならジャケット、力を抜きたいなら厚手のカーディガンです。薄手のカーディガンは18度だと1枚では寒いので、ジャケットの下に回してください。
Q. 18度の雨の日は?
湿度で体感が下がるので15〜16度と考えてください。コットンは濡れると乾きにくいので、ポリエステル主体のジャケットのほうが快適です。
まとめ|18度は羽織りにお金をかける
素材はコットンかポリエステル ウールはまだ早い
春は明るい色 秋は柄で重さを出す
下は1枚 2枚重ねると動けません
当店にはジャケットが78型あります。実寸と素材は全型のページに載せていますので、お手持ちのジャケットと比べながら選んでみてください。
きれいめに寄せたい方はきれいめカジュアル メンズ|30代40代は下半身で決まるもどうぞ。

