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2026/09/07 18:06

気温25度の服装をメンズで調べると、半袖にするか長袖にするかで迷う、という書き出しをよく見ます。
25度は、どちらでも成立します。だから袖の長さでは決まりません。決めるのは生地です。
なかでもリネンは、25度でいちばん働きます。
この記事の結論
東京で最高25度は9月下旬(25.1度/最低18.0度)。
当店のシャツ79型のうち、リネンは16型です。
内訳は半袖5型・長袖8型・袖丈の記載がない3型。
25度は、長袖8型が半袖と同じ働きをする気温です。
袖をまくれば、暑さは生地が引き受けます。
※記事中の写真は当店の商品画像です。キャプションで名前を挙げているアイテム以外は、当店の商品ではありません。
※気温は気象庁の東京の平年値(1991〜2020年)です。型数・寸法・素材の記載は2026年9月時点の実測で、寸法はMサイズの数値です。寸法や素材が読み取れた型だけを分母にしている箇所は、その都度型数を書いています。
25度は9月下旬です
東京の平年値で、最高25度前後の時期を並べます。
| 時期 | 最高 | 最低 | 差 |
|---|---|---|---|
| 9月中旬 | 27.8度 | 20.5度 | 7.3度 |
| 9月下旬 | 25.1度 | 18.0度 | 7.1度 |
| 10月上旬 | 23.7度 | 16.7度 | 7.0度 |
| 10月中旬 | 22.1度 | 15.0度 | 7.1度 |
| 5月下旬 | 24.9度 | 15.9度 | 9.0度 |
朝は18度まで落ちます
最高25.1度、最低18.0度。差は7.1度です。昼は夏の続き、朝晩は秋の入口という日になります。
18度は、当店の記事では「ジャケットを脱がない気温」として扱っている数字です。つまり9月下旬の朝は、上着があってもおかしくありません。
それでも羽織りは、まだ要りません
朝18度は、歩き出せば体が温まる気温です。日中が25度まで上がるので、持って出た上着は昼に荷物になります。
羽織りが必要になるのは、最高が22度を切ってからです。25度の日は、上に足すより中を変えるほうが効きます。
春の25度とは、向きが逆です
5月下旬も24.9度で近い数字ですが、差は9.0度と大きくなります。春の25度は「この先暑くなる」、秋の25度は「この先涼しくなる」。
秋の25度は、夏物を最後に着る日になります。しまう前に、もう一度出してください。
25度で迷うのは、袖ではなく生地です
半袖にするか長袖にするか。25度でこれを考えても、答えは出ません。どちらも着られる気温だからです。
同じ長袖でも、涼しさが違います
綿のブロードの長袖と、リネンの長袖では体感が変わります。リネンは糸が太く、織りに隙間ができるので風が抜けます。
だから25度では、袖を短くするより生地を替えるほうが涼しくなります。袖はまくれば済みます。
当店のシャツを、素材で数えました
| 素材欄の記載 | 型数 |
|---|---|
| コットン(綿) | 31型 |
| ポリエステル | 21型 |
| リネン(麻) | 16型 |
| レーヨン | 4型 |
| ポリウレタン | 3型 |
| ナイロン | 1型 |
| ウール | 0型 |
| 素材欄に記載がない | 17型 |
1つの型に複数の素材が入るので、合計は79にはなりません。シャツ79型に、ウールは0型です。秋が深まってもシャツで暖かさは作れない、ということでもあります。
リネン16型の中身
16型を、袖の長さで分けます。
| 袖の長さ | 型数 |
|---|---|
| 長袖(袖丈38cm以上) | 8型 |
| 半袖(袖丈37cm以下) | 5型 |
| 袖丈の記載がない | 3型 |
半分が長袖です
リネンは半袖のもの、という印象があるかもしれません。当店では、袖丈が読める13型のうち8型が長袖でした。
袖丈は20cmから63cmまで。20cm台の半袖と、60cm台の長袖に、はっきり分かれています。中間がありません。
リネン100%は10型あります
16型のうち10型が、素材欄にリネン100%と書かれています。残る6型は、コットンやレーヨンとの混紡です。
価格はリネン100%の10型で6,280円から15,800円。16型全体では5,480円からになります。
長袖のリネン|25度の主役です
8型のうち、袖丈が長い順に見ていきます。
袖丈63cm。リネン13型でいちばん長い袖です

ワイドカラーイタリアンリネン素材シャツ。袖をまくった状態です
ワイドカラーイタリアンリネン素材シャツ 5色展開 ¥8,280
素材欄はリネン100%。Mサイズは袖丈63cm、肩幅44.5cm、バスト104cm、着丈75cm。袖丈63cmは、袖丈が読めるリネン13型で唯一の63cmです。
着丈75cmもリネン13型で最長。出して着る前提の丈です。袖が長いぶん、まくったときの折り返しが厚くなります。
袖丈62cm。混紡でも風は抜けます

イタリアンストライプリネンシャツ。細い縞が縦に入ります
イタリアンストライプリネンシャツ 2色展開 ¥9,380
素材欄はリネン27%・バンブーパルプ25%・ポリエステル25%・コットン。Mサイズは袖丈62cm、肩幅44cm、バスト102cm、着丈70cm。リネンの比率は27%と低いのですが、織りに隙間があるので風は通ります。
リネン100%はシワが出ます。それが苦手なら、この型のような混紡から入るほうが扱いやすくなります。
袖丈61.5cm。リネン55%の中間の型です

マルチストライプポケット付きリネンシャツ。多色の縞です
マルチストライプポケット付きリネンシャツ 2色展開 ¥8,480
素材欄はリネン55%・コットン45%。Mサイズは袖丈61.5cm、肩幅44cm、バスト102cm、着丈64cm。着丈64cmはリネン13型で最短です。
短いので、出して着ても裾が長く見えません。リネン55%は、シワと涼しさのちょうど中間になります。
肩幅40cm。リネン13型でいちばん細い型です

リネン100%ポケット付きストライプシャツ。太い縞です
リネン100%ポケット付きストライプシャツ 3色展開 ¥10,850
素材欄はリネン100%。Mサイズは袖丈61cm、肩幅40cm、バスト98cm、着丈72cm。肩幅40cmはリネン13型で唯一の40cmで、いちばん細い数字です。
バスト98cmもリネン12型の最小値です。同じ98cmが3型あります。細身が好きなら、この帯から選んでください。
白のリネンは、9月下旬が最後です

リネン100%ポケット付きトリコロールシャツ。袖にラインが入ります
リネン100%ポケット付きトリコロールシャツ ¥8,000
素材欄はリネン100%。Mサイズは袖丈61cm、肩幅43cm、バスト102cm、着丈71cm。バスト102cmはリネン12型の中央値ちょうどです。
白のリネンは10月に入ると季節から浮きます。着るなら9月のうちです。
半袖のリネン|5型あります
袖丈は20cmから30cm。長袖の60cm台とは、はっきり分かれています。
袖丈28cm。リネン100%では下から2番目の価格です

ヘンリーリネンプリントシャツ。前は途中まで開きます
ヘンリーリネンプリントシャツ 2色展開 ¥6,480
素材欄はリネン100%。Mサイズは袖丈28cm、肩幅44cm、バスト102cm、着丈70cm。リネン100%の10型は6,280円からで、この型は下から2番目です。
前が裾まで開かないヘンリーの作りなので、シャツというよりプルオーバーに近い着方になります。
袖丈26cm。裾口を絞れる型です

トリコロールリネン半袖シャツ。裾にアジャスターが付きます
トリコロールリネン半袖シャツ 2色展開 ¥10,580
素材欄はリネン100%。Mサイズは袖丈26cm、肩幅44cm、バスト104cm、着丈70cm。裾口を絞れるので、出して着ても形が決まります。
バスト104cmはリネン12型では広いほうです。中にTシャツを1枚入れても余ります。
22度まで下がると、半袖は袖の長さで選ぶことになります。気温22度の服装は?メンズは半袖が着られる最後の日に、半袖21型を袖丈で並べた表があります。
リネンのバストは、8cmしか違いません
寸法を並べると、リネンだけ様子が違いました。
| 項目 | 読み取れた型数 | 範囲 | 幅 | 中央値 |
|---|---|---|---|---|
| 袖丈 | 13型 | 20〜63cm | 43cm | 60cm |
| 肩幅 | 13型 | 40〜44.5cm | 4.5cm | 43.6cm |
| バスト | 12型 | 98〜106cm | 8cm | 102cm |
| 着丈 | 13型 | 64〜75cm | 11cm | 70cm |
シャツ79型では48cm違うのに、リネンは8cmです
シャツ全体のバストは74型で90cmから138cm、48cmの幅があります。ところがリネン16型に絞ると、98cmから106cmの8cmに収まりました。
リネンは細く作らない、太く作らない。この生地は、体に沿わせても風が通らないと意味がないからです。だから設計が一箇所に集まります。
肩幅も4.5cmしか違いません
40cmから44.5cm、幅は4.5cm。バストと同じで、狭いところに集まっています。
つまりリネンは、サイズ選びで迷う要素が少ない生地です。手持ちのシャツがバスト100cm前後なら、どの型でも大きく外しません。
1型だけ、サイズ表の数字が半分でした
リネン16型のうち1型は、サイズ表に「胸囲48cm」と書かれていました。これは身幅の数字で、一周させると96cm前後になります。
そのまま並べると比べられないので、この1型はバストの集計から外しています。数字を見るときは、桁が合っているかを先に確かめてください。
下半身は、リネンが4型だけです
上をリネンにしたら、下もリネンにするか。数えると、選択肢はかなり限られていました。
スラックス59型のうち、リネンは4型
シャツは79型中16型がリネンですが、スラックスは59型中4型だけです。
上下ともリネンにすると、シワの出方がそろって全身が緩みます。下は綿かポリエステルで締めるほうが、25度の街では収まります。
下までリネンにするなら、この型です

プレミアムシルエットリネンパンツ。裾はくるぶしで止まります
プレミアムシルエットリネンパンツ 4色展開 ¥12,580
素材欄の記載はリネン。Mサイズはウエスト78cm、太もも59.2cm、総丈97cm。総丈97cmは、くるぶしが見える長さです。
25度なら素足でも成立します。10月に入ったら靴下を履いてください。
25度の1日を、時間で組む
9月下旬の平日を例にします。最高25.1度・最低18.0度、差は7.1度です。
| 時間 | 気温の目安 | 状態 |
|---|---|---|
| 朝7時 | 18〜19度 | 長袖リネン。袖は下ろす |
| 通勤の電車 | 25〜27度 | 袖をまくる |
| 屋内 | 25〜27度 | 冷房が切り替わる時期 |
| 昼12〜15時 | 24〜25度 | 袖はまくったまま |
| 夕方17時 | 22〜23度 | 袖を下ろす |
| 夜20時 | 20〜21度 | 長袖のまま。羽織りは不要 |
1日のうち、変えるのは袖だけです
この表で着替えは起きていません。まくる、下ろす。それだけで7.1度の差を吸収できます。
半袖だとこの調整ができません。25度で長袖を勧めるのは、この一点です。
屋内の冷房は、切り替わる時期です
9月下旬は、冷房が入る日と切れる日が混ざります。切れた日の屋内は27度前後まで上がります。
リネンなら、この上振れを生地が引き受けます。綿のブロードだと、袖をまくっても背中に張りつきます。
生地が読めない17型のこと
当店のシャツ79型のうち、素材欄に何も書かれていない型が17型あります。5型に1型を超える割合です。
写真で織りの目を見てください
リネンは糸が太く、織りの目が肉眼で見えます。拡大した写真で、生地に縦横のざらつきが出ていればリネンです。
綿のブロードは目が詰まっていて、表面が平らに写ります。ポリエステルは光を返すので、てかりで見分けられます。
シワの出方も手がかりになります
着用写真で、肘や腰に細かいシワが立っていればリネンです。リネンのシワは折り目が鋭く、綿より線がはっきりします。
この記事で挙げた7型は、すべて素材欄に記載がある型から選んでいます。
迷ったら、記載のある62型から選ぶ
79型から17型を引くと62型。生地で選びたいなら、この62型の中で決めるほうが確実です。
素材欄が空欄の型は、商品ページのお問い合わせから確認できます。
25度でよくある3つの失敗
失敗1|朝の18度に合わせて上着を持つ
昼が25度まで上がるので、持って出た上着は使いません。羽織りが要るのは、最高が22度を切ってからです。
朝の数分のために1日荷物を増やすより、長袖の袖を下ろすほうが早く済みます。
失敗2|9月というだけで秋物に替える
9月下旬はまだ25度です。当店のシャツ79型に、ウールは0型でした。
シャツで秋を作ろうとしても、生地がありません。替えるのは色と柄で足ります。
失敗3|上下ともリネンにする
シャツ16型・スラックス4型のどちらもリネンにすると、シワが上下でそろいます。全身が緩んで見えるので、どちらか片方にしてください。
上をリネンにするなら、下は綿かポリエステル。それだけで締まります。
サイズ感|掲載8型のMサイズ
| アイテム | 袖丈 | 肩幅 | バスト | 着丈 | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| ワイドカラーイタリアンリネン素材シャツ | 63cm | 44.5cm | 104cm | 75cm | ¥8,280 |
| イタリアンストライプリネンシャツ | 62cm | 44cm | 102cm | 70cm | ¥9,380 |
| マルチストライプポケット付きリネンシャツ | 61.5cm | 44cm | 102cm | 64cm | ¥8,480 |
| リネン100%ポケット付きストライプシャツ | 61cm | 40cm | 98cm | 72cm | ¥10,850 |
| リネン100%ポケット付きトリコロールシャツ | 61cm | 43cm | 102cm | 71cm | ¥8,000 |
| ヘンリーリネンプリントシャツ | 28cm | 44cm | 102cm | 70cm | ¥6,480 |
| トリコロールリネン半袖シャツ | 26cm | 44cm | 104cm | 70cm | ¥10,580 |
| プレミアムシルエットリネンパンツ | — | — | ウエスト78cm | 総丈97cm | ¥12,580 |
シャツ7型のバストは98cmから104cm
6cmの差しかありません。どれを選んでも、着たときの余裕は大きく変わりません。
迷ったら、細くしたいなら98cm、中にTシャツを入れるなら104cmです。
分かれるのは袖丈と着丈です
袖丈は26cmから63cmで37cmの差、着丈は64cmから75cmで11cmの差。サイズ選びで見るのは、この2つで足ります。
手持ちのシャツを平置きして、肩の縫い目から袖口まで、襟の付け根から裾までを測ってください。
気温別の早見表
| 最高気温 | 上半身 | 羽織り |
|---|---|---|
| 28度 | 半袖1枚 | 要らない |
| 25度 | リネンの長袖。袖はまくる | 要らない |
| 23度 | 長袖1枚 | 要らない |
| 22度 | 半袖+羽織り、または薄い長袖 | 薄手を1枚持つ |
| 20度 | 長袖シャツ | 薄手のカーディガン |
| 18度 | 長袖シャツ | ジャケット |
羽織りの欄が空いているのは25度までです。22度から、持ち物が1枚増えます。
よくあるご質問
Q. 気温25度はいつごろですか
東京なら9月下旬(25.1度/最低18.0度)です。春なら5月下旬が24.9度で近い数字になります。
Q. 25度は半袖と長袖、どちらですか
どちらでも成立します。ただし長袖なら袖をまくって調整できるので、朝18度・昼25度の日は長袖のほうが楽です。
Q. なぜリネンなのですか
糸が太く、織りに隙間ができるので風が抜けます。当店のシャツ79型のうち16型がリネンで、うち8型が長袖です。
Q. リネンはシワになりませんか
なります。それが嫌なら混紡を選んでください。当店のリネン16型のうち、リネン100%は10型、残る6型は混紡です。
Q. 25度で羽織りは必要ですか
要りません。朝18度は歩けば温まりますし、昼25度では荷物になります。羽織りが要るのは最高22度を切ってからです。
Q. 上下ともリネンにしてもいいですか
おすすめしません。シワの出方がそろって全身が緩みます。当店のスラックス59型でリネンは4型なので、下は綿かポリエステルが選びやすいはずです。
Q. 9月下旬に秋物へ替えるべきですか
まだ早いです。当店のシャツ79型に、素材欄にウールとある型は0型でした。替えるのは色と柄で足ります。
Q. 家で洗えますか
商品ページの洗濯表示をご確認ください。リネンは洗うほど柔らかくなりますが、縮む型もあります。
まとめ|25度は生地で決まります
東京で最高25度は9月下旬(25.1度/最低18.0度)。
迷うのは袖の長さですが、決めるのは生地です。
当店のシャツ79型のうちリネンは16型、そのうち長袖が8型。
朝は袖を下ろし、昼はまくる。
着替えずに7.1度の差を吸収できるのが、25度の長袖リネンです。
10月に入って22度まで下がったら、そこで羽織りを1枚足してください。
気温が下がったあとは気温22度の服装は?メンズは半袖が着られる最後の日、気温20度の服装は?メンズは春と秋で正解が逆になる、気温16度の服装は?メンズはシャツの生地で決まるをどうぞ。

