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2026/09/06 12:16

気温16度の服装をメンズで調べると、羽織りの話が出てきます。ジャケットにするか、薄手のニットを重ねるか。

ただ、16度で先に効くのは上ではありません。その下です。

同じジャケットでも、下に着ているシャツの生地で体感が変わります。

この記事の結論
16度はシャツの生地を替える気温です。羽織りは17度と同じで構いません。
当店のシャツ79型のうち、16度に使えるのは長袖47型からリネン8型と素材の読めない9型を引いた30型
そして79型すべてに、ウールは1型もありません。
だから16度から下は、シャツではなくニットに移ります。

※記事中の写真は当店の商品画像です。キャプションで名前を挙げているアイテム以外は、当店の商品ではありません。

※気温は気象庁の東京の平年値(1991〜2020年)です。型数・寸法・素材の記載は2026年9月時点の実測で、寸法はMサイズの数値です。寸法や素材が読み取れた型だけを分母にしている箇所は、その都度型数を書いています。

16度は11月中旬です

東京で最高16度になるのがいつか、平年値で確かめます。

時期最高最低
10月下旬20.4度12.8度7.6度
11月上旬18.6度10.6度8.0度
11月中旬16.6度8.8度7.8度
11月下旬14.9度7.1度7.8度

春にも同じ気温があります。3月下旬が15.4度、4月上旬が17.8度です。ただし春は上がっていく16度、秋は下がっていく16度なので、手持ちの入れ替え方向が逆になります。

昼は16度でも、朝は8.8度です

16度という数字だけを見ると軽く見えますが、朝は8.8度まで落ちます。差は7.8度。

シャツ1枚で出ると朝がもちません。羽織りは要ります。ただしそれは17度と同じ話なので、この記事では下の話をします。

羽織りに何を足すかは気温17度の服装は?メンズはここから1枚足すにまとめています。16度でも、足すものは変わりません。

16度で効くのは、シャツの生地です

17度までは、シャツは夏のままで通せます。薄いコットンでも、上に1枚足せば足ります。

16度で変わるのは、羽織りを脱いだ瞬間です。屋内に入ってジャケットを脱いだとき、下が薄いシャツだと肌寒く感じます。

当店のシャツ79型を素材で数えました

素材欄の記載型数
コットン(綿)34型
ポリエステル21型
リネン(麻)16型
ポリウレタン・スパンデックス10型
レーヨン・ビスコース4型
ナイロン1型
ウール0型

1つの型に複数の素材が入るので、合計は79にはなりません。素材欄に記載があるのは61型、記載がないのが18型です。

ウールが1型もない、というのがこの表のいちばん大事なところです。当店のシャツは春夏の生地でできています。

16度に使えるのは30型です

条件型数
シャツ全体79型
うち長袖(袖丈50cm以上)47型
うち半袖(袖丈37cm以下)16型
五分袖・七分袖・肩を落とした型4型
袖丈が読み取れない12型
長袖のうちリネンを含む8型
長袖のうち素材欄が読めない9型
長袖・リネン以外・素材の記載あり30型

この30型を条件で数え直すと、コットンを含むのが21型、ポリエステルを含むのが14型でした。起毛やコーデュロイのように、生地の厚みが素材欄から分かる型は1型だけです。

16度に替えるシャツ|厚みが分かる型から

30型の中から、生地の厚みが分かる順に見ていきます。

コーデュロイは、素材欄で厚みが分かる唯一の型です

ヘンリーネックコーデュロイシャツ。畝が見えます

(秋冬感バツグン!)ヘンリーネックコーデュロイシャツ ¥6,280
素材欄の記載はコーデュロイ(コットン)。袖丈55cm、肩幅50cm、着丈71cm、バスト106cm。30型のうち、素材欄から厚みが読めるのはこの1型だけです。畝があるぶん、同じコットンでも空気を含みます。

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デニムシャツは、厚みと色の両方が秋に寄ります

イタリアンカラーインディゴデニムシャツ。襟が開くタイプです

イタリアンカラーインディゴデニムシャツ ¥8,280
素材欄の記載はコットン(デニム)。袖丈62cm、肩幅44cm、着丈72.5cm、バスト102cm。袖丈62cmは30型の中で長いほうなので、ジャケットの袖から1cm出せます。1枚で着ても、下に着ても成立します。

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チェックは、16度から急に合うようになります

ブリティッシュチェックカジュアルシャツ。赤と黒のチェックです

ブリティッシュチェックカジュアルシャツ 2色展開 ¥8,280
素材欄の記載はコットン100%。袖丈62cm、肩幅43cm、着丈70cm、バスト98cm。柄で季節が動くので、生地が同じでも秋に見えます。肩幅43cmは30型の中央値44cmより細いので、ジャケットの下にも入ります。

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ボーダーは、色を紺に寄せれば秋まで使えます

ボーダーポケット付きシャツ。襟の低いバンドカラーです

ボーダーポケット付きシャツ 2色展開 ¥8,980
素材欄の記載はコットン100%。袖丈63cm、肩幅44cm、着丈72cm、バスト102cm。袖丈63cmは、30型の最長65cmに次ぐ長さです。襟が低いので、上にニットを重ねても首元がもたつきません。

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秋冬の新作は、シルエットで厚みを作っています

ゆるシルエットコーヒーシャツ。身幅に余裕があります

<2025A/W新作>ゆるシルエットコーヒーシャツ ¥7,480
素材欄の記載はコットン。袖丈55cm、肩幅54cm、着丈76cm、バスト124cm。バスト124cmは30型で3番目に大きい数字です。中に薄手を1枚入れる前提なら、この余裕が効きます。

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16度で仕舞うシャツ|リネンは8型あります

長袖でも、リネンが入っていると16度では寒く感じます。麻は熱を逃がす繊維だからです。

リネン100%ポケット付きストライプシャツ。写真も夏の装いです

リネン100%ポケット付きストライプシャツ 3色展開 ¥10,850
素材欄の記載はリネン100%。袖丈61cm、肩幅40cm、着丈72cm、バスト98cm。袖丈61cmと長袖ですが、16度では役に立ちません。長袖かどうかではなく、何でできているかを見てください。

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16度で仕舞うもの
半袖16型。
長袖でもリネンを含む8型。
この24型は、来年の5月まで出番がありません。

16度の1日を時間で組む

11月中旬の平日を例にします。最高16.6度・最低8.8度、差は7.8度です。

時間気温の目安状態
朝7時9〜10度羽織りの前を閉める
通勤の電車18〜20度羽織りを脱ぐ。シャツ1枚になる
屋内20〜22度シャツ1枚のまま
昼12〜15時15〜16度羽織りは着る。前は開けてよい
夕方17時13度前後前を閉める
夜20時10〜11度朝と同じ装備に戻す

シャツ1枚で過ごす時間が、いちばん長いのです

この表で羽織りを着ていない時間は、電車と屋内で合わせて8時間前後になります。外にいる時間より長いのです。

羽織りより下を先に決める、というのはこういう理由です。人に見られている時間で言えば、シャツのほうが長く出ています。

朝と夜だけ、前を閉めれば足ります

9度と16度の差は、羽織りの前を開けるか閉めるかで吸収できます。脱ぎ着ではなく、開け閉めで足りるのが16度です。

これが13度になると、開け閉てでは足りなくなります。中に1枚足すか、生地を厚くすることになります。

13度で何が変わるかは気温13度の服装は?メンズはニットの厚みで決まるにまとめています。

春の16度と、秋の16度

同じ16度でも、3月下旬と11月中旬では体感が違います。

春(3月下旬)秋(11月中旬)
最高15.4度16.6度
最低6.2度8.8度
前の月もっと寒いもっと暖かい
体感暖かく感じる寒く感じる

数字は春のほうが低いのに、寒いのは秋です

春の16度は、2月の10.9度から上がってきた16度です。秋の16度は、10月の20.4度から下がってきた16度です。同じ数字でも、直前の1か月が逆を向いています。

だから春は薄いシャツで気持ちよく、秋は同じシャツで寒く感じます。秋の16度でだけ、生地を替える必要が出ます。

春は逆に、リネンを出す時期になります

秋に仕舞ったリネン8型は、春の16度で出番が戻ります。仕舞う順番と出す順番は、ちょうど逆になります。

同じ気温で春と秋の正解が変わる話は気温20度の服装は?メンズは春と秋で正解が逆になるにも書いています。

30型を肩幅で並べる|ジャケットの下に入るのは16型

16度は羽織りを着たり脱いだりする気温なので、下に入るかどうかも見ておきます。

当店のジャケットの肩幅は中央値43.7cmでした。シャツの肩幅が44cmを超えると、ジャケットの中で肩が余ります。30型を条件で数え直すと、44cm以下は16型でした。そのうち9型を、肩幅の細い順に並べます。

商品名袖丈肩幅バスト価格
ドレスアップジェントルプリーツシャツ59cm40cm¥7,980
イタリアンストライプポケットシャツ60cm42cm97cm¥6,480
ホリゾンタルカラーデニムシャツ60cm42cm94cm¥6,980
ブリティッシュチェックカジュアルシャツ62cm43cm98cm¥8,280
ホワイトカモフラ柄シャツ60cm43cm96cm¥6,980
イタリアンカラー千鳥柄シャツ60.5cm43cm98cm¥7,980
バンドカラーストライプ刺繍シャツ61cm43cm102cm¥5,280
イタリアンカラーインディゴデニムシャツ62cm44cm102cm¥8,280
ボーダーポケット付きシャツ63cm44cm102cm¥8,980

肩幅40cmから44cmの帯に、選択肢が集まっています

表の9型はすべて肩幅44cm以下です。残る14型は45cm以上で、1枚で着る前提の作りになります。

16度で羽織りを脱ぐ時間が長いなら、44cm以下から選んでおくと両方に使えます。

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下半身は、16度では変えなくて構いません

上を替えたぶん、下は据え置きで足ります。当店のスラックスは59型あり、生地の厚みで選べます。

足元は、ローファーが使える最後の帯です

当店のローファー・レースアップは22型。16度なら足首が出ていても持ちますが、13度を切ると冷えます。

ブーツに替えるのは、最低気温が5度を切ってからで足ります。

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羽織りは17度と同じで構いません

16度で羽織りを買い替える必要はありません。17度で着ていたものがそのまま使えます。

ジャケットなら、柄で秋に寄せられます

トレンドツイード調ブラックジャケット。ラペルのアップです

トレンドツイード調ブラックジャケット ¥17,800
素材欄の記載はポリエステル。袖丈59cm、肩幅41cm、着丈68cm、バスト94cm。袖丈59cmなので、60cm以上のシャツなら袖口が出ます。この記事で挙げた16度用の5型のうち、袖口が出るのは62cm・62cm・63cmの3型です。

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ジャケットとシャツの袖丈の関係は冬のオフィスカジュアルは?メンズはジャケットの袖丈で決まるに、組み合わせの数まで出しています。

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16度から下は、シャツではなくニットに移ります

シャツにウールが1型もない、というのは在庫の偏りではありません。シャツという服が、そもそも冬のためのものではないからです。

15度を切ったら、主役はニットに変わります。当店のニットは113型あり、そちらにはウールの記載が14型あります。

交代のタイミングは15度です

モックネックケーブルウールニット。襟は低めに立ちます

(素肌にきれる)モックネックケーブルウールニット 5色展開 ¥5,280
素材欄の記載はウール。袖丈58cm、肩幅41cm、着丈63cm、バスト100cm。16度ではまだ暑く、15度から出番になります。シャツの上に重ねるのではなく、シャツと入れ替える形になります。

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15度で何が変わるかは気温15度の服装は?メンズは主役がニットに変わるにまとめています。

ニットを全113型見る ▶

サイズ感|16度に使う30型の寸法

30型のMサイズを数字で並べます。手持ちの1着を平置きして比べてください。

項目読み取れた型数範囲中央値
袖丈30型50〜65cm60cm
肩幅30型40〜60cm44cm
バスト28型94〜136cm104cm
着丈29型66〜78.5cm72cm

肩幅は40cmから60cmまであります

20cmの幅があります。同じMサイズでも、細身のドレスシャツと肩を落としたシャツが同じ棚に並んでいるということです。

ジャケットの下に入れるなら44cm以下、1枚で着るなら50cm前後、と分けて選んでください。

バストは94cmから136cmです

42cmの差があります。中央値は104cm。16度で下に薄手を1枚入れるなら、104cm以上を目安にしてください。

気温別の早見表

最高気温シャツ上に着るもの
20度半袖でも長袖でも要らない日がある
18度長袖なら何でもジャケットを脱がない
17度長袖なら何でも薄手を1枚足す
16度リネンを外す17度と同じ
15度主役から外れるニットが主役に
13度ニットの下へニットの厚みで決める

シャツの欄が変わるのは16度と15度の2か所だけです。16度で生地を替え、15度で主役を降ります。

16度でよくある3つの失敗

失敗1|羽織りだけ秋物にして、下が夏のまま

いちばん多い形です。ツイードのジャケットの下に、リネンのシャツが入っている。外から見えないので気づきにくく、脱いだ瞬間に分かります。

当店にも長袖のリネンが8型あります。長袖だから通せる、とはなりません。

失敗2|半袖の上に羽織って済ませる

16度なら成立しそうに思えますが、朝は8.8度です。羽織りを脱げなくなるので、屋内で暑くなります。

当店の半袖は16型。この時期は仕舞ってください。

失敗3|ニットに切り替えるのが早すぎる

16度でウールのニットを着ると、昼に暑くなります。ニットが主役になるのは15度からです。

16度はシャツで粘る気温です。1度の違いですが、脱ぎ着のしやすさが変わります。

色と柄|16度は柄で季節を動かせます

生地を替えられない日は、柄で寄せる手があります。

同じコットン100%でも、白無地とチェックでは見え方が変わります。気温が下がるほど、柄のあるシャツのほうが落ち着いて見えます。

16度に寄る柄
チェック(赤・緑・茶が入ると秋に寄る)
デニムのインディゴ
コーデュロイの畝
逆に、白の細ストライプは春夏に見えます。

よくあるご質問

Q. 気温16度はいつごろですか

東京なら11月中旬です。最高16.6度・最低8.8度。春は3月下旬から4月上旬が同じ帯になります。

Q. 16度でシャツ1枚は寒いですか

昼は成立しますが、朝は8.8度なので羽織りが要ります。羽織りは17度と同じもので構いません。

Q. 16度でリネンのシャツはだめですか

麻は熱を逃がす繊維なので、同じ長袖でも寒く感じます。当店では長袖のリネンが8型あり、この時期は仕舞う側です。

Q. 16度でニットは早いですか

ウールのニットは昼に暑くなります。主役が入れ替わるのは15度からです。

Q. どんなシャツを買えばいいですか

コットンの長袖で、できれば柄のあるものです。当店では16度に使える型が30型あり、うちコットンを含むのが21型です。

Q. ジャケットの下に入るシャツの見分け方は

肩幅44cm以下、袖丈は羽織りより1cm以上長いものです。当店の30型の中央値は肩幅44cm・袖丈60cmです。

Q. ウールのシャツは扱っていますか

シャツ79型に、ウールの記載がある型はありません。ウールが要る気温になったら、ニット113型からお選びください。

Q. 家で洗えますか

商品ページの洗濯表示をご確認ください。コットンのシャツは扱いやすい部類ですが、型によって違います。

まとめ|16度はシャツの生地で決まります

16度は羽織りではなく、その下を替える気温です。
当店のシャツ79型のうち、16度に使えるのは30型
半袖16型と、長袖でもリネンを含む8型は仕舞います。
そして79型すべてにウールはありません
15度になったら、主役はニットに移ります。

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